受験生から圧倒的な支持を獲得し、No.1勉強アプリとしていまや飛ぶ鳥を落とす勢いなのが「スタディプラス(Studyplus)」です。
数年前から学習管理をサポートするアプリや教材が多数世に出されていますが、スタディプラスはそれらの先駆け的存在であり、その使い勝手の良さから大学受験生や中学・高校生といった学生はもちろんのこと、資格取得やスキルアップを図る社会人にまで幅広く評価されています。
今回は、そんな神がかった学習管理アプリである「スタディプラス」について、初めてアプリをインストールした初心者でもその機能を最大限生かせるように、「スタディプラスの便利な機能4つとタイプ別使い方3つ」を紹介していきたいと思います。
4つの機能
- 教材ごとに記録・管理できる
- 学習記録をグラフで確認できる
- 学習成果を共有できる
- 役立つ情報を収集できる
3つの使い方(勉強法)
- 日常学習型(長期継続タイプ)
- 協働学習型(短期集中タイプ)
- 受験勉強型(中長期タイプ)
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目次
スタディプラス(Studyplus)とは?
スタディプラス(Studyplus)とは、自分の学習記録を残していくことで、成果や目標を「見える化」し、日々の学習習慣をつくることができる自宅学習管理アプリです。
学習成果を目的別コミュニティで共有・励まし合うことができるため、「#勉強垢」のようにSNS上で学習成果をシェアし合うことが当たり前となっている中高生を中心に高く支持されています。
スタディプラスの評判・評価
スタディプラスは会員数が累積500万人を突破(2020年4月時点)しており、受験生の3人に1人はインストールしたことがあるアプリともいわれています。
Appストア上では7万件もの口コミレビューがあり、5点満点で4.7点とユーザーからの評判もよく、名実ともに優れたアプリであると評価されています。
また、スタディプラスは学生だけでなく、学校や塾、教室からも高い評価を受けており、スタディプラスと連携して生徒一人一人の学習管理ができるスタディプラスフォースクールはいまや教室運営に欠かせないプラットフォームに成長しています。
スタディプラスの料金・広告
スタディプラスがここまで学生の支持を集められているのは、なんといってもすべてが無料で使えるからです。(「Studyplus Pro」という有料版はありますが、無料版でも十分活用できます)
そして、ユーザビリティに悪影響を及ぼすようなわずらわしい広告や宣伝がないために利用者満足度が高く、「無料でこんなに使えていいの!?」と感動する人が後を絶たないのです。
スタディプラスは、有料版のProや学校向けのfor School、また記事などのコンテンツを配信しているオウンドメディアとも連携させており、アプリ上の「特集記事」のなかで企業PRや広告宣伝もしているので収益口は別に確保しているようです。今後、無料機能が有料化する可能性はきわめてゼロに近いでしょう。
スタディプラスの4つの便利な機能
スタディプラスには便利な機能がたくさんありますが、ここでは4つにまとめて紹介しています。
なお、これらの情報は「スタディプラス公式HP」を参考にしています。
スタディプラスの機能①「教材ごとに記録・管理できる」
・カテゴリ別ランキングから登録
・スタディプラス連携アプリから登録
・写真を撮って登録
・進研ゼミ高校講座の教材から登録
教材をカテゴリ別に分類できる
日付,時間,量,メモが記録できる
スタディプラスが優れている理由の一つが、「教材やアプリごとに学習記録がつけられる機能」です。この機能のあるなしが、受験生の学習成果を大きく左右するといっても過言ではありません。
たとえば、英語一つ取り上げてみても、英単語や英文法、長文読解など実にさまざまな分野に分けて学習する必要があり、そしてそれらは1冊ごとの教材に分かれている場合が多いです。
英語一教科だけでみても複数の教材を同時並行で進めなければならず、まして大学受験生であればその複雑さは想像するに難くないでしょう。
スタディプラスは教材やアプリの学習成果を一つのアプリ内に一括管理できるので、それまで学生が抱えていた「勉強以外のストレス」を軽減し、効率のよい学習習慣の形成に役立ちます。
スタディプラスと連携できるアプリ一覧
スタディプラスと連携できるアプリは、2020年4月1日時点で計69アプリ、そのうち英語関係のアプリが48アプリと多くを占めています。
ターゲットの友/英単語ターゲット/英単語アプリmikan/最後の英単語学習!マジタン/zuknow/ポリグロッツ/ネイティブキャンプ/ベリタスアカデミー/マナビミライ/TOEIC/速単教室/数研Library/東京CPA/ポルト/DONGRI
スタディプラスの機能②「学習記録をグラフで確認できる」
・教材ごとの学習時間や分量がわかる
・カテゴリ別学習時間や分量がわかる
・日別、週別、月別でわかる
・学習の時間帯がわかる
学習を終えたら、自分の本棚に登録した教材をタップして学習記録をつけていきます。教材をカテゴリで分類しておけば、教材ごとのデータ、カテゴリごとのデータそれぞれを「待ち時間ゼロ」で視覚的に確認することができます。
せっかく学習記録を取っていても、後から振り返れないのであればその効果は半減します。スタディプラスでは、学習の積み重ねがグラフで確認できるので、「この週はこんなにがんばった」「この月は目標に届かなかった」といったように、目標とあわせて成果が確認できるので、使用者のモチベーション維持にも役立ちます。
スタディプラスの機能③「学習成果を共有できる」
・コミュニティを形成できる
・同じ目標のユーザーに共有できる
・同じ教材のユーザーに共有できる
・TwitterやFacebookと連携可能
・アカウントをQRコードで表示可能
学習成果を公開設定にしておけば、学習記録をつけるたびに自動で成果がシェアされていきます。他のユーザーから「いいね」や「フォロー」などの反応を得られるので、自宅学習でありながら他のユーザーと一緒に学習していると実感することができます。
とくに、最近の中高生では、SNS上で自身の学習成果をシェアしていくことが当たり前になっていますが、スタディプラスが優れている理由として、目的別にユーザーのカテゴライズがされているところだと思います。
たとえば、「早稲田大学志望」「TOEIC600点目標」のように、目標が細分化されてコミュニティが形成されているので、より仲間意識やライバル意識を持ちながら、自身の目的・目標に向かって取り組むことが可能となっています。
スタディプラスの機能④「役立つ情報を収集できる」
・学習法や教育情報の記事が読める
・教材ごとの使用者レビューがある
・大学の合格者の声が確認できる
・大学別コミュニティが存在する
スタディプラスが評価されている理由は、教材ごとのレビューや口コミをリアルタイムで集められるところです。どんなに時間をかけて教材に取り組めていても、その教材が自分の目的に合致していなければ十分な効果は期待できません。
スタディプラスでは、それぞれのユーザーがどのような目的をもってその教材に取り組んでいるのかが明らかであり、そのユーザーの学習頻度や学習量も見えてくるので、より効率的な学習方法を見つけやすくなっています。
スタディプラスの使い方―目的別・性格別の3タイプ
それでは、ユーザーの目的や性格別にオススメの勉強法を3つご紹介します。
自分がどのような性格なのか、どのような目的を持っているのかを確認しながら、自分に合った最適の学習方法を見つけましょう。
スタディプラスの使い方①「日常学習型(長期継続タイプ)」
こんな人にオススメ
毎日の学習習慣をつけたい
内申点や成績を上げたい
定期テスト対策に使いたい
一人でコツコツ取り組みたい
予習・復習に使いたい
毎日少しずつでも課題を設定して、学習習慣をつけるところから始めたい人にオススメの使い方です。
スタディプラスの機能は最小限しか利用せずに、ひたすら学習記録を付けていくことに特化したシンプルかつ王道の学習方法になります。習得すれば、授業の予習・復習に活用でき、成績全体の底上げに期待できます。
使い方①「学習記録を非公開設定にする」
日常学習型では、目的意識を持って毎日コツコツ取り組むことが大切です。学習成果を非公開設定にすることで、過度に周りを意識することなく、ひたすら自らの課題クリアを積み上げていきます。
使い方②「教材を登録して本棚をつくる」
教材をしっかり管理して勉強に励むことがスタディプラスの基本中の基本の使い方です。毎日少しずつでいいので、教材を埋めていく感覚を覚えましょう。
使い方③「リマインダー機能を利用する」
スタディプラスでは、アプリを閉じている状態でも自分が設定した時刻や曜日になれば「勉強時間を知らせる通知」が届きます。学習習慣をつけるためには、決められた時間にタスクをこなしていくルーティンを身につける必要があります。
スタディプラスの使い方②「協働学習型(短期集中タイプ)」
こんな人にオススメ
短期間で集中して取り組みたい
モチベーションを維持させたい
テスト直前に効率よく学びたい
仲間と一緒に励まし合いたい
復習中心に取り組みたい
普段は部活や習い事で忙しくて、なかなか思うように勉強時間を確保できないという人にオススメの使い方です。
学習を習慣化させることを目的とするのではなく、周りからの評価やコミュニティ内の頑張りに刺激を受けて、自らのやる気を引き立たせる導線をたくさん持っておくことを重視しています。
使い方①「学習記録を公開設定にする」
まずは、他ユーザーからのフィードバックを受けられるように、学習記録を公開設定にします。
使い方②「SNSなどを活用してコミュニティに参加する」
スタディプラスユーザーどうしで互いの学習成果をシェアし合うグループ、コミュニティが多数存在します。SNSも上手く活用し、自分のやる気につながる場所を生み出しましょう。
使い方③「プロフィールを詳しく設定する」
スタディプラス内で同じ目標や目的を持つユーザーとつながるためには、まずは自らのプロフィールを詳しく記入します。「達成目標」を明確にすれば、常に目標を再確認できるようになります。
使い方④「タグを設定する」
スタディプラスでは、自分の興味・関心のあるタグを複数設定することができます。ユーザーどうしはタグをもとにつながっていくので必ず設定するようにしましょう。
使い方⑤「コミュニティを検索する」
自分の興味があるコミュニティを探しましょう。なるべく一つではなく複数のコミュニティに参加し、積極的な姿勢を持ちましょう。
使い方⑥「達成目標からユーザーを検索する」
コミュニティ同様に、自分と同じ目標を持つ人を探します。コンタクトを取らなくとも、その人がどのような教材を使用しているのか、どのような学習法を実践しているのかを調べて参考にします。
スタディプラスの使い方③「受験勉強型(中長期タイプ)」
こんな人にオススメ
受験勉強に使いたい
目標に着実に進みたい
長期的に活用したい
高校受験や大学受験など、先々の日程や目標が明確になっている人にオススメの使い方です。
長期的な視点ともなるので、学習習慣を形成しながら高いモチベーションを維持し続けることが大切です。また、志望校や学習法に対する情報も集められるようにします。
使い方①「志望校を設定する」
志望校を設定すれば、同時期に同じ目標を持って勉強に取り組むユーザーが見えてくるので、ライバル心を持って勉強に取り組めます。
使い方②「志望校の情報を集める」
スタディプラスは大学受験生に絶大な支持を得ていることからも分かるように、たくさんの最新情報を仕入れることができます。
使い方③「今後の日程を記入する」
最終的な目標である試験日を入力すれば、カウントダウン機能で残りの日数を表示してくれます。目標に向かって高いモチベーションを維持できます。
使い方④「模試やテスト結果を記録する」
教材だけでなく、全国模試や実力テストなどの結果も記録し、データとして残していきましょう。振り返りや弱点などを把握することができます。
ということで、学生の間で絶大な人気を誇る学習管理アプリ「スタディプラス」の使い方や機能、評価・評判などについてまとめました。
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