中学受験

中学受験は年収いくら必要?2人、3人私立の費用は家計崩壊につながりかねない

中学受験の年収の2人目

中学受験はとにかくお金がかかります。毎月の学習塾費用、教材費、中学入試受験料、入学金…数え出したらキリがなく、中学受験にかかる費用は家計に重くのしかかってきます。

その一方で「周りはみんな中学受験をしている」「一人目は私立中学に通っているから、二人目も当然私立中学を受験する」といったように、後先考えず無計画に中学受験勉強をスタートさせてしまい、

しだいに家計を圧迫し始めた中学受験費用に困窮、結局は途中でドロップアウトを余儀なくされてしまうご家庭が多いのも事実です。

そこで今回は、中学受験をするご家庭の経済状況に焦点を当てて、詳しくまとめていきます。

これから中学受験を考えているご家庭や二人目、三人目とご兄弟の私立中学受験も考えているご家庭の参考になればと思います。

この記事に書かれていること

中学受験をする家庭の年収
年収1000万以上の全体割合
私立中学受験にかかる費用

2020年中学受験の頻出小説作家
中学受験の国語出典で頻出の小説作家10人【2021年入試版】2020年中学入試国語で出題された作品・出典をもとに、2021年入試で頻出予想の作家を10名選びました。【朝比奈あすか、伊藤亜紗、ささきあり、まはら三桃、湊かなえ、森絵都、重松清、瀬尾まいこ、鷲田清一、三島由紀夫】...

 

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中学受験をする家庭の年収

中学受験の年収

私立中学生がいる家庭の年収

中学受験をするご家庭はどのくらいの世帯年収なのでしょうか。

2019年12月に公表された「子供の学習費調査(平成30年度)」をもとに、最新の私立中学校、公立中学校別の世帯年収をグラフにしてみました。

私立中学の年収

驚くべきことに、公立中学は「年収400~600万」が約26%、「年収600~800万」が約25%で「年収400~800万」が全体の半数となっているのに対して、私立中学は「年収1000万以上」が約52%と全体の半数以上を占めているのです。

つまり、私立中学受験をした家庭の半分以上が「世帯年収1000万以上」であることを裏付けています。

中学生がいる家庭の両親の年齢

厚生労働省が毎年調査している「人口動態統計(平成30年度)」によると、第一子出産時の母親の年齢で多いのが「25~29歳」と「30~34歳」、第二子出産時の母親の年齢で多いのが「30~34歳」です。

中学受験をするのが12歳(または11歳)のときなので、一人目が中学受験をするときの両親の年齢は「37~41歳」、二人目が中学受験をするときの両親の年齢は「42~46歳」が一番多いと考えられます。

つまり、両親の年齢「37~46歳」で「年収1000万以上」を実現しているご家庭が、私立中学受験者の半数以上を占めているといえます。

年収1000万円以上の人の割合

さらに、国税局が毎年調査している「民間給与実態統計調査(平成30年度)」によれば、年収1000万円以上の人の割合は全体の約7.7%(「1000~1500万円」が約5.6%)となっており、

年齢階層別の平均給与で見ても「30~34歳」の平均年収が「410万円」、「45~49歳」の平均年収が「502万円」であることを考えると、私立中学受験をしている家庭は全体で見たときにほんの一部の限られた家庭のみであることが分かります。

ナビまる
ナビまる
もちろん世帯年収だから、両親が共働きをしている場合は勝手が変わってくるけど、中学受験は両親の家庭でのサポートがとくに重要なわけだし、家計状況一つで受験結果が大きく左右されかねないってことだよね。

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中学受験にかかる費用はいくら?

中学受験の費用と私立中学

私立中学1年間の教育費

まず、私立中学および公立中学に通った場合の一年間の教育費について、文部科学省の「子供の学習費調査(平成30年度)」をもとにまとめています。なお、これらの費用には、学校での教育費(授業料や通学費、修学旅行など)と給食費、学校外活動費(学習塾費や習い事、教材費)もすべて含まれています。

公立中学校私立中学校
488,397円1,406433円

私立中学校の場合は一年間で約140万円の教育費がかかり、公立中学校と私立中学校を比べた場合には一年間で約90万円もの差があることがわかります。

つまり、公立中学校に通った場合と比べて、月にして約7.5万円も私立中学では費用がかかってくるのです。

ナビこ
ナビこ
私立中学に通った場合、毎月12万円近くは教育費にあてないといけないってことよね。これが2人、3人って増えたら…考えただけでもおそろしいよ!

中学受験にかかる費用

先ほど説明したのは、あくまでも中学入学後、すなわち中学受験に成功した後にかかってくる費用でしたが、ここからは実際に中学受験をした場合にかかる費用についてまとめます。

ここでは、関東首都圏と関西の2パターンに分けて、実際にかかる費用をシミュレーションしています。なお、費用情報は「子供の学習費調査(平成30年度)」「リセマム」を参考にしています。

関東首都圏で中学受験をしたときの費用

公立小学校5年生から首都圏の大手学習塾「サピックス」に入塾し、6回の中学入試を受験し、志望校1校に無事入学できた場合を想定しています。入試費用は首都圏の相場である1回2.5万円、入学金は滑り止めも含めて約40万円と仮定しています。

[jin_icon_coin-cover]入試にかかる費用

・約15万円(受験料)
・約40万円(入学金)

[jin_icon_coin-cover]通塾にかかる費用

・約73万円(5年生)
・約134万円(6年生)

[jin_icon_coin-cover]習い事や部活費用

・約26万円(2年間)

合計金額は「約288万円」です。

 

関西で中学受験をしたときの費用

公立小学校5年生から関西の大手学習塾「浜学園」に入塾し、5回の中学入試を受験し、志望校1校に無事入学できた場合を想定しています。入試費用は関西圏の相場である1回2万円、入学金は滑り止めも含めて約30万円と仮定しています。

[jin_icon_coin-cover]入試にかかる費用

・約10万円(受験料)
・約30万円(入学金)

[jin_icon_coin-cover]通塾にかかる費用

[jin_icon_coin-cover]塾にかかる費用
・約70万円(5年生)
・約75万円(6年生)

[jin_icon_coin-cover]習い事や部活費用

・約26万円(2年間)

合計金額は「約211万円」です。

関東首都圏が約288万円、関西圏が約211万円という結果となりました。

いずれも小学5年生から中学受験勉強をスタートした場合を想定していますが、とくに首都圏だと小学4年生から中学受験対策を開始されるご家庭も多いので、単純計算でプラス70~100万程度は加算されると見積もってください。

つまり、約250~350万円程度の費用が中学受験では必要になり、2年間で按分した場合は毎月約10~14万円は中学受験費用として家計から支出されることになります。

 

ということで、中学受験をするご家庭の世帯年収と中学受験や私立中学入学後にかかる費用をまとめました。

「私立中学の受験を考えている」、「兄弟姉妹がいて下の子も同じように中学受験を考えている」というご家庭は、まずは月々の家計の収支額と貯蓄額を試算しましょう。中学受験はあくまでもスタートにすぎないので、中学入学後も無理なく子どもを学校に通わせることができるのかどうかも含めて、将来設計をしっかりと家族全員で話し合ってみてください。

 

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