2020年7月8日10時、英語能力テストTOEICの申込受付が開始されましたが、受付が開始されてすぐに申込殺到によりサーバーがダウンしました。
Twitter上でも多くの人が申込できない、アクセスできないと口コミしており、夕方の時点で「TOEIC」が国内トレンドに入るなど大きな話題となっています。
はたして、TOEICに申込ができない理由とは何なのか、また今後の試験日程と申込が開始されたときに素早くアクセスして受験資格を得るための最善方法、さらにはTOEICのスコアに換算できる別の試験をご紹介したいと思います。
・TOEICに申込殺到する理由
・TOEICに申込できない人たち
・TOEIC換算スコアが出せるCASEC
・TOEICの受験資格をゲットする方法
目次
TOEICの申込ができない!満席になった理由とは?
まず、TOEICを受験しようとした人々のTwitter上の書き込みです。
TOEIC君、先着申し込み合戦にサーバーが耐えきれず開始20分でメンテ pic.twitter.com/vlZc7eOlD1
— ステイズナー (@reimon1212) July 8, 2020
たくさんのお詫びより受験資格が欲しい。。。#TOEIC pic.twitter.com/hf9gi6zSSc
— トモトモ (@tomo_dailyworks) July 8, 2020
TOEICはディズニーなの? pic.twitter.com/RGqv0ldDPy
— Coco (@3AP9M1F5cCCU6Ay) July 8, 2020
新型コロナウイルスの感染拡大防止の理由で3月から5月までに実施予定だった公開テストが中止となっていたこともあり、複数回分の受験者が一同に申込サイトに集中したことが原因です。
①TOEIC3月試験がコロナを理由に延期
②TOEIC5月試験の申込は受付開始
③TOEIC3月も5月も中止が決定
④TOEIC9月が先着順に
⑤TOEIC9月受付開始で全員殺到
TOEIC3月試験や5月試験の申込をしていた人たちに優遇措置や振り替え措置を実施せず、9月試験を先着順としたことによってアクセスが集中したため、サーバーが負荷に耐えられませんでした。
また、仮にアクセスできたとしても受験者数の多い首都圏の会場はどんどん満席となっていき、TOEICを受験するためだけに遠方まで足を運んで受験しなければならない状況が話題となっています。
TOEIC 9月13日開催の試験、本州で受けようと思うと青森か山口しか残ってなくてこれはもういっそ沖縄か函館。
— みみみみみみ (@mutsumi118) July 8, 2020
【悲報】
TOEICの会場満席のため沖縄まで行って受験する pic.twitter.com/nq6CSe1QSe— わか。 (@waka_seitokaity) July 8, 2020
そして、同日21時現在、TOEICテスト申込サイトを確認すると、
「第252回TOEIC L&R公開テスト【2020年9月13日(日)】については、満席のため、受付を終了させていただきました。」
との文言が記載されていました。
なんと、申込開始してからわずかな数時間の間に、全国80都市の会場すべてが満席となってしまったのです。
これによって、就職や留学などにTOEICスコアが必要だった人たちが受験資格を得ることができず、多くの人たちに対して社会的影響を及ぼす事態となっています。
7月8日現在、TOEICを実施する国際ビジネスコミュニケーション協会は振り替えの案内は出しておらず、受験者数を増席することも予定されていません。
TOEICの試験日程と申込を乗り切る方法
第252回TOEIC(9月13日実施)の試験はすでに満席となってしまいましたが、次の試験日程はすでに発表されています。申込期間もわかることから、それに向けての対策をとってTOEIC受験資格を得る方法をまとめます。
第253回 | 2020年10月4日試験実施 【申し込み期間:7月22日10時~】 |
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第254回 | 2020年10月25日試験実施 【申し込み期間:8月12日10時~】 |
第255回 | 2020年11月15日試験実施 【申し込み期間:9月9日10時~】 |
第256回 | 2020年12月6日試験実施 【申し込み期間:10月7日10時~】 |
第257回 | 2021年1月31日試験実施 【申し込み期間:10月28日10時~】 |
次回の第253回TOEICの申込は2週間後の7月22日(水)に開始されます。それも本日と同じく午前10時からであり、同じように申込が殺到することが予想されます。
TOEIC申込をスムーズにする方法・準備
まずは、インターネットによる申込であることから、自宅のインターネット環境を整えておく必要があります。現に、PC環境・インターネット環境を事前に整備していたことで今回のTOEICを申し込めた人もいます。
パソコン買い替えといてよかったー
ネットも有線にしてたからTOEIC申し込めたわ pic.twitter.com/rrJx9YLzJ5— わか。 (@waka_seitokaity) July 8, 2020
また、申込が開始されるのは平日の午前10時であることから、そのときに仕事や大学の講義などを入れないようにスケジュール調整をしておくことも大切です。落ち着いて申込サイトにアクセスできる環境を整えておきましょう。
TOEICスコア換算できるCASEC(キャセック)とは
TOEICのスコアが就職や昇進、留学などの資格として必要な場合に、TOEICスコア換算ができる試験があります。それがCASEC(キャセック)です。
ちなみにTOEIC受けられなかった人、オンラインで24時間受けられるCASECという試験なら、TOEIC換算スコアを出してくれるからCASEC ○○点(TOEIC ○○点相当)で提出できますよ………。金額もTOEICの半額よ………。
— トイアンナ (@10anj10) July 8, 2020
CASECは公益財団法人「日本英語検定協会(英検)」が基礎開発、現在は株式会社教育測定研究所(JIEM)が運営している英語コミュニケーション能力判定テストです。
CASECはTOEIC・TOEFL・英検とは違って次のような特徴があります。
- ネットで24時間いつでも受験可能
- 年に何度でも受験できる
- 受験料は税込3,667円
- 受験時間はわずか40分~50分
- 試験後、その場ですぐ採点結果がでる
CASECはいつでも何度でも安価に受験できるだけでなく、採点結果にTOEICやTOEFLのスコア目安、英検の級目安が表示されることから、他社テストの証明に使える可能性があります。
このように提出用のスコアレポートの印刷もできることから、公的な資料として役立てることができます。提出先にもよりますが、事前に問い合わせてみてTOEICの代替スコアとして利用できるか聞いてみてもいいでしょう。
TOEICのスコアを短期間で上げたい人にオススメの無料サービス
最後に、TOEICのスコアを1~2か月で最低100~150点ほどは上げたいと考えている人にオススメできる無料のTOEIC対策サービスをご紹介します。
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産経オンライン英会話plus
国内オンライン英会話スクール初、2つの教育ISO認証取得するなど、大手が手掛ける安心の英会話レッスンです。1回のレッスンが実質146円から受けられ、毎日短時間で集中してTOEIC対策ができるため効率的です。
実際の受講生でも3ヶ月の期間ですが、TOEIC400点→600点/TOEIC600点→730点とスコアアップにも成功しており、実績も十分です。
レッスンはSkypeのためスマホさえあれば受講することができるので、学生でも気軽に受けられると評判です。また、先ほど紹介したCASEC対策も行ってくれるので、こちらの要望に合わせたレッスンの受講が可能です。
今なら無料で2回も実際のレッスンを受けられるので、スキマ時間などにぜひ試してみてください。
体験無料!産経オンライン英会話
ネイティブキャンプ英会話
オンライン英会話アプリとしてダウンロード数1位、予約不要で24時間いつでも自分の好きなタイミングでレッスンを受けられる英会話サービスです。
ネイティブキャンプが支持されている理由の一つに、定額制のため何度でもレッスンを受けられることです。こちらはSkypeのインストール不要で、スマホでもPCでも受講することができます。
やたらと芸能人の体験映像が用意されていますが、TOEIC対策には定評があり、実際の試験に近い模擬問題も多数用意されているので、短期間で集中してスコアアップが狙えます。
こちらは7日間も無料で利用することができるので、無料期間のなかで好きなだけレッスンを受講した後に退会処理をすれば、それだけでもかなりの学習成果が期待できます。TOEIC対策で悩んでいる人はまずは利用をオススメしますよ。
オンライン英会話ネイティブキャンプ
ということで、TOEICの申込殺到によって満足に受験資格を得られない人に向けて、その原因と対策方法、代替措置として利用できる可能性のあるCASECについてまとめました。