[jin_icon_mail-send]スタディプラスの使い方と評判―4つの機能と3つの勉強法を紹介!
―生徒自身が記録した学習成果を、先生は普段の授業や指導に生かすことができる。
個別最適化教育が求められるSociety5.0時代において、必須ともいえる双方向型の学習管理ツールが日々開発されています。
今回は、2012年に公開されて以降、多くの学生や先生に支持され、今や受験生の3人に1人以上が使用したことがある「スタディプラス(Studyplus)」および「スタディプラスフォースクール(Studyplus for School)」についてご紹介します。
とくに、EdTechツールとしても注目されている「スタディプラスフォースクール」は塾や教室でも導入が増えているので、保護者の方も概要を把握できるように詳しくまとめました。
Studyplus for Schoolの使い方
Studyplus for Schoolの評価
Studyplus for Schoolの口コミ
\無料の大学資料請求をするだけで、先着で毎月QUOカード1,000円分がもらえます!/
目次
スタディプラスフォースクールとは?
スタディプラスフォースクール(Studyplus for School)とは、生徒の学習記録をデジタル上で管理し、先生が生徒を指導するときやコミュニケーションを図るときに有効活用できる学習管理アプリです。
【Studyplus for School】
生徒が自らの学習を管理するアプリ「スタディプラス(Studyplus)」に記録された情報を、学習塾や学校の先生らが活用できるようにしたのが「スタディプラスフォースクール」です。2016年にリリースされて以降、スタディプラスの成長とあわせて、多くの塾や教育機関で利用が拡大されています。
産官学連携の「未来の教室」実証事業のEdTechツールとしても登録されており、学習記録だけでなく面談記録や入退室記録なども管理できるため、教師の負担を減らせる校務支援ツールとして期待されています。
【「未来の教室」実証事業】
スタディプラスフォースクールの使い方
スタディプラスフォースクールには、次の3つの使い方(機能)があります。
生徒の学習記録をデータ化
生徒の学習情報を見える化
生徒とのコミュニケーションを円滑化
スタディプラスfor Schoolの使い方①「生徒の学習記録をデータ化」
生徒自身の学習管理(生徒向け)
生徒は勉強した学習参考書や学習アプリについて、スタディプラスに学習記録を残すことができます。教材別や目標別にカテゴリーを作成して整理できるので、学習をふり返るときにも見やすく使いやすいデザインになっています。
教材ごとに「学習期間」「勉強時間」「学習ページ量」を記録できるので、学習へのモチベーションを保ちながら、コツコツと成果を積み重ねていける点が生徒に支持されています。
また、たくさんの学習サービスとも連携しているので、学習した記録が自動でスタディプラス内に蓄積されていく使い勝手の良さもあります。
ベリタスアカデミー/Assist/成績Apシステム/教科書ナビ/LoqLog/TECHACADEMY
英単語ターゲット/英熟語ターゲット/スタディサプリ/mikan/数研Library/ALL IN ONE/英単語/GENIUS動画英単語 など
面談記録(先生向け)
学習塾の場合、生徒への指導記録や定期面談などの内容をスタディプラスフォースクール上で管理することができます。
それぞれの生徒別に記録を残していけるので、生徒の学習状況や学習目標が明確になり、一人一人に合った指導を実践していくことが可能になります。
入退室記録(保護者向け)
教室に設置したQRコードを生徒がスマホでかざしたときに、保護者にLINEで通知が届きます。
生徒の入退室を端末上で管理できるだけでなく、リアルタイムで通知が届くことから保護者も安心することができます。
LINEと連動した塾向けアプリはこちら!
スタディプラスfor Schoolの使い方②「生徒の学習情報を見える化」
先生はスタディプラスフォースクールの管理画面で、生徒一人一人の学習時間や滞在時間をまとめて確認することができます。
上記の画像は「ヒートマップビュー」というもので、学習時間が長い生徒は赤色、学習時間が短い生徒は青色といったように、学習時間別に10段階でまとめて確認することができます。
そのほかにも、教材別の学習時間がわかる「グラフビュー」や生徒別の学習計画と進捗が一目でわかる「ガントチャートビュー」、生徒の学習記録を時系列で把握できる「タイムラインビュー」などがあります。
スタディプラスfor Schoolの使い方③「生徒とのコミュニケーションを円滑化」
アシスタントメッセージとスマートタグ
教室の生徒のなかから、学習時間が〇時間以下(時間は自由に設定可能)になった場合に、スタディプラスフォースクール上でお知らせをしてもらう「アシスタントメッセージ」という機能があります。
初めに設定しておくことで、自動で条件に該当した生徒が把握できるため、生徒一人一人に対してきめ細かいサポートや指導が可能になります。
ほかにも、SNSのタグと同じように、条件に当てはまる生徒を一度で確認することができる「スマートタグ」機能を使えば、該当する生徒にまとめてメッセージを送信できるなど、効率よく質の高い指導が実現します。
オンラインチャットやフィードバック機能
生徒と先生が個人LINEで連絡を取るのではなく、スタディプラス上のオンラインチャットを利用できるので、学習でつまずいたときにすぐ質問できたり、授業で教えきれなかった点を補足できたりと、より緊密なコミュニケーションを図ることができます。
また、先生は生徒それぞれの学習記録に対して「いいね」やコメントを残すことができるので、生徒はモチベーションを維持することができ、先生も生徒の頑張りをほめる機会をつくることができます。
さらに、生徒の学習記録はそのまま保護者のLINEにリアルタイムで転送することができるので、生徒、先生、保護者の三者が学習成果を共有し合える関係が構築できます。
\無料の大学資料請求をするだけで、先着で毎月QUOカード1,000円分がもらえます!/
スタディプラスフォースクールの評判
ここでは、スタディプラスフォースクール、およびスタディプラスユーザーの評判や口コミ、レビューをまとめています。
生徒自ら自学自習教材を「プランニング」
スタディプラスフォースクールが評価されている理由の一つが、生徒全員の学習記録を先生が一覧で確認できるところです。
新所沢のAQ学院さんでは中高生に授業時間内にプランニングをする時間を確保しています。生徒さん自身で立てたり、先生がアドバイスしたりと様々です。教材も参考書や教科書など生徒個々によります。#StudyplusforSchool pic.twitter.com/3VsHNIeIiy
— 阿部 亮輔 @Studyplus(スタディプラス) (@rabe0703) February 7, 2020
塾や教室内での指導時間は限られているので、いかに自宅学習の習慣を生徒に持たせられるかが先生の腕の見せ所でもあります。授業のなかで自由に教材を持ち寄り、自主的に学習計画を立てさせることができる点は高く評価されています。
生徒と教師をつなぐ「オンラインコミュニケーション」
今回の休校期間中、多くの保護者が気にしていたのが自宅学習中の指導体制や学習カリキュラムです。スタディプラスフォースクールは、生徒と先生がオンラインチャットを使用して頻繁にやりとりができるので、不測の事態にも柔軟に対応することができると評判です。
この休校期間中はスタディプラスのメッセージ機能を使って朝の会と終わりの会をしてます✨
新3年生が続々と10時間以上勉強するようになってる😭
みんなマジで頑張ってるよー✨✨✨休校期間で授業はないけど、オンラインでしっかりサポートします😁#studyplusforschool pic.twitter.com/jzSpLuwwcE
— 丑田翔大(Shota Ushida)@藤井セミナー川西教室&ipsim川西能勢口教室教室長 (@ShotaUshida) March 4, 2020
生徒の学習意欲を高める「勉強時間ランキング」
スタディプラスフォースクールでは、教室の生徒それぞれの学習時間を計測することができます。その記録を共有し合うことで、生徒は友達と競争したり、真似したりして、学習効果を高めることができます。
高1、2生の勉強時間ランキング発表♪ランキングを始めて1ヶ月弱、みんなきちんと記録する様になりましまた♪30時間超えも出てきて嬉しいです😃#京大個別会原町本校 #南相馬市 #学習塾 #個別指導 #高校受験 #大学受験 #福島県 #京大個別会#studyplusforschool #studyplus pic.twitter.com/IGtboMbxNR
— 京大個別会原町校塾長_佐藤晃大 (@koudai_sato) November 18, 2019
中高生のSNSとしての用途「勉強垢」
スタディプラスフォースクールというよりもスタディプラスの口コミやレビューになりますが、最近の中学生や高校生で当たり前となっているのが「勉強垢」としてのスタディプラス活用です。
勉強垢とは、自身の学習記録をSNS上で公開し、同じ目標を持つ人たちと共有し合うことで学習意欲を高めるというものです。スタディプラスでは互いをフォローしたり、いいねを押したりする機能があるため、一種のステータスとして登録する学生が増えています。
以上、スタディプラスフォースクールについて、その使い方や評価、口コミなどをまとめました。今後も拡大の一途をたどるであろうスタディプラス、およびスタディプラスフォースクールから目が離せません。
\無料の大学資料請求をするだけで、先着で毎月QUOカード1,000円分がもらえます!/