中学受験

中学受験の国語出典で頻出の小説作家10人【2021年入試版】

2020年中学受験の頻出小説作家

3月に入り、2020年中学入試のほとんどの日程が終了しました。大学入試改革にはじまる昨今の「思考力重視」の入試改革の影響もあり、今年度の中学受験では偏差値に捉われない新しいスタイルの入試(「みらい力入試」「プログラミング入試」など)を導入する学校も増えています。

一方で、国語の中学入試問題においては、全体の記述量が増加傾向にあるものの、小説と説明文の二つの文章読解問題を出題する学校は依然として多く、中学入試の題材として扱われる作家や作品も目立った変化は見られません。

そこで今回は、2020年に実施された中学入試問題をもとに、最新の2021年中学入試問題で頻出しそうな作家・出典をまとめてみました。主に小説などの物語作品を出典とする作家さんばかりなので、受験勉強の合間の息抜きの一つとして、その作家さんが書かれた本を読書してみるのもおすすめです。

2021年入試で頻出予想の作家

・朝比奈あすか
・伊藤亜紗
・ささきあり
・まはら三桃
・湊かなえ
・瀬尾まいこ
・森絵都

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2020年中学入試問題で出題された作家・作品・出典

2020年中学受験で頻出の国語

2020年の中学受験では、入試問題出典の定番作家に加えて、最近本屋さんでも人気になっている小説家の作品を題材とする学校がちらほら見られました。以下は、実際に2020年中学入試で出題が確認できた作家の抜粋です。

2020年中学入試出題作家 小説・物語(五十音順)

・朝倉かすみ
・朝比奈あすか
・井上靖
・小野寺史宜
・木皿泉
・黒川裕子
・ささきあり
・重松清
・まはら三桃
・三島由紀夫
・湊かなえ
・村上春樹
・安岡章太郎
・安田夏菜

2020年中学入試出題作家 説明・評論(五十音順)

・阿 純章
・阿部謹也
・安野光雅
・伊藤亜紗
・大澤真幸
・角幡唯介
・菅原裕子
・瀬川千秋
・高木正勝
・高橋こうじ
・武田邦彦
・立川吉笑
・富永京子
・星野概念
・森博嗣
・鷲田清一

小説・物語系で注目は「朝比奈あすか」

2020年中学入試の小説題材として出題する学校が多かったのは、小説家の朝比奈あすかさんの作品です。代表的な学校は以下です。

朝比奈あすかの作品を出題した中学校

・開成中学校
・海城中学校
・早稲田実業学校中等部

小説・物語系の題材で注目すべきは「朝比奈あすか」さんでした。開成中学校や早稲田実業中等部など、中学受験偏差値トップ校での採用も目立ちました。作品としては、「君たちは今が世界(すべて)」「人間タワー」が出題されています。

なかでも「君たちは今が世界」は、小学6年生の洗剤混入事件をきっかけに、イジメやヒエラルキー、学級崩壊といった子どもたちのリアルな世界を描いた作品で、表現一つ一つからも中学受験生の心に刺さるテーマの小説になっています。

説明・評論系で注目は「伊藤亜紗」

2020年中学入試の評論題材として出題する学校が多かったのは、美学者の伊藤亜紗さんの作品です。代表的な学校は以下です。

伊藤亜紗の作品を出題した中学校

・筑波大学附属駒場中学校
・栄光学園

説明・評論系の題材で注目すべきは「伊藤亜紗」さんでした。2020年入試で採用していた筑波大学附属駒場中学校や栄光学園は、作問が評価されることが多く、翌年以降の全国の中学入試でも模倣されやすいともいわれています。2021年中学入試で、伊藤亜紗さんの題材を出題する中学校も増える可能性があります。

作品としては、「ゼロとお寿司」「目の見えない人は世界をどう見ているのか」などが出題されました。障害をとおして、人間の身体について研究されている著書が多く、テーマとしても中学入試で取り上げられやすい作品が多いです。

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2021年中学入試問題に頻出しそうな作家ランキング

2021年中学入試に頻出の作家ここでは、2020年中学入試の実績や小学校・中学校の国語の教科書でも採用が確認されているなどの理由から、2021年中学入試で頻出することが予想される作家6名とその作品をご紹介します。また、定番作家として、2020年中学入試でも出題する学校があった作家4名もあわせて紹介しています。

文学作品としても優れ、将来的にも採用される可能性が高い作品を作家ごとに2~5冊ほど挙げているので、受験生は作家ごとに最低1冊(とくに先頭で紹介している作品)は必ず読むようにしましょう。

そのほかの作品については、受験生も読書の時間が取りにくい場合もあるので、保護者の方が試しに読んでみて要約する、または子どもが興味を持ちそうなものは渡してみる、とかでいいと思います。いずれにしてもどれもが作品として面白いので、中学受験生はこんな文章を読解しなければならないんだと理解を深めるのにもオススメです。

また、近年の中学入試国語科では、大学入試改革の影響を受けて思考力系の問題を出題する学校が増えています。今後は知識での差はつきにくく、思考力を問う問題の出来不出来が受験の結果を左右しかねない状況です。どんな問題が出題されるか気になる方は、Z会の無料資料請求で「ほねぶとワーク」という思考力系の問題だけを集めた問題集がもらえるので、この機会に情報収集に利用してみてください。

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2021年入試で頻出予想の作家

・朝比奈あすか
・伊藤亜紗
・ささきあり
・まはら三桃
・湊かなえ
・森絵都

中学入試国語の定番作家

・重松清
・瀬尾まいこ
・鷲田清一
・三島由紀夫

朝比奈あすか

君たちは今が世界

 

人間タワー

 

彼女のしあわせ

少女は花の肌をむく

みなさんの爆弾

伊藤亜紗

目の見えない人は世界をどう見ているのか

 

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そして、バトンは渡された

図書館の神様

傑作はまだ

鷲田清一

濃霧の中の方向感覚

待つということ

だれのための仕事

三島由紀夫

豊穣の海

美しい星

ということで、2021年中学入試で頻出する作家とその作品をご紹介しました。

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