中学受験

都市大学付属中学校の評判や偏差値、入試倍率-2020年受験者数1位の男子校!

東京都市大学附属中学の評判・倍率・偏差値

2020年度卒業生の進学実績で東大合格者が5名、さらに早稲田・慶応の現役合格者が100名超となった完全中高一貫の男子校こそが「東京都市大学付属中学校」です。

高校からの生徒募集を行わず、中学から高校卒業までを一貫したカリキュラムで学ぶことができ、「勉強も部活も100:100」というスローガンが象徴するように文武両道の校風が人気を集めています。2019年度入試では出願数が約4,000人に迫り、男子校としては関東・首都圏でここ数年1位の受験者数をキープしています。

そこで今回は、男子校としては全国No.1の人気を誇る都市大学付属中学校について、その進学実績や学校の雰囲気、入試倍率などをまとめてみました。

記事を読んだらわかること
東京都市大学付属中学とは
都市大学付属中学の評判・口コミ
都市大学付属中学の出願数や倍率
都市大学付属中学の卒業生の進路

これから志望校を考えている中学受験生や保護者の方々の参考になれば幸いです。

 

都市大学付属中学校の基本情報、偏差値

都市大学付属中学の偏差値
所在地 〒157-8560
東京都世田谷区成城1-13-1
校種 私立/男子校/中高一貫(完全型)
生徒数 1学年240~260名(6クラス編成)
偏差値 54~60(四谷大塚)

都市大学付属中学校は世田谷区にある中高一貫の私立男子校で、理科の実験設備が充実しているなど、理数系に強い学校としても知られています。

学校は二つの類型に分かれ、Ⅰ類が難関大向け(4クラス160名)、Ⅱ類が最難関大向け(2クラス80名)で、試験はどちらも同じ問題が出されますが、Ⅱ類の合格最低点はⅠ類の+15~20%程度となっています。

また、2014年度からは帰国生入試、最近ではグローバル入試を開始し、今となっては在校生6人のうち1人が帰国子女という国際色も併せ持つ進学校です。
都市大学付属中学HP

英検3級~1級を在学中に取得できる対策講座やマレーシア、ニュージーランド、アメリカなどへの海外研修プログラムもあるように、英語力重視の傾向も目立ちます。週7時間を英語に充てているところにも特色があります。

下記は全校生徒の英検級取得率を示したものです。中学2年で英検3級をほとんどの生徒が取得します。中学1年生から英検準1級取得者がいるのは帰国生が多いからです。

中学1年 中学2年 中学3年
英検3級 24.3% 92.6% 98.0%
英検準2級 12.0% 42.4% 85.9%
英検2級 9.3% 18.9% 29.3%
英検準1級 7.7% 7.4% 5.6%

英語だけでなく、高校2年までに高校の内容をすべて終了させ、残りの時間で大学受験対策を学校でも行います。また、中学から高校進学時には他の中学から入学してくる生徒がいないため、余計な心配りをする必要もなく、大学受験に向けて集中して勉強できる環境が整っていることがわかります。

都市大学付属中学の偏差値

都市大学付属中学の偏差値は試験日程、A方式かB方式、Ⅰ類かⅡ類によっても異なりますが、およそ54~60あたりが平均的な偏差値です。他の進学校と同様で、第一回目の2/1試験日が最も偏差値が高くなっています。ただし、他の日程であっても偏差値にそれほど大きな差はありません。

ナビまる
ナビまる
都市大学付属中学は進学校だけどいい意味で進学校らしさがないというか、課題に追われて部活動も課外活動もしづらいということはなく、充実した学生生活を送って大学進学へとつなげられる印象だよ。

 

都市大学付属中学校の倍率・出願数・受験者数、入試

直近3年間(2018~2020年度入試)の都市大学付属中学校の入試出願数、受験者数、合格者数の推移をグラフでまとめています。なお、これらの情報は「都市大学付属中学校・高等学校HP」を参照して作成しております。

都市大学付属中学校の出願数、受験者数、合格倍率

2020年度で見ると、都市大学付属中学校の募集約240名に対して、3771名からの入試出願があり、実際には2371名が受験しました。

合格者数で見ると1050名が合格していることから、合格倍率は2.26倍です。これは昨年2019年度の合格倍率とほぼ横ばいで、中学受験で考えたときにはそれほど高い倍率ではないでしょう。ただし、2年前の2018年度入試で見ると出願数が約1000人増え、倍率も2018年度の約1.79倍から上がっていることがわかります。

出願数や受験倍率で見てもこの数年で人気が高まっており、2020年度は冒頭で述べたように大学進学実績も良いことから、2021年度入試以降ますます人気が高まる可能性があります。

都市大学付属中学校の入試内容

一般入試

都市大学付属中学校の一般入試科目は2科型または4科型の選択型入試です。試験教科は2科型が国語・算数、4科型が国語・算数・理科・社会でいずれも45分、国語・算数が100点満点、理科・社会が50点満点になっています。

一般入試には3つの合格可否システムというものがあります。いずれも受験生が合格しやすいように設けられたものなので、受験前には知っておくと安心です。

・スライド合格システム
→Ⅱ類で出願・受験した結果、Ⅱ類不合格となってもⅠ類合格ラインに達していればⅠ類で合格となる

・逆スライド合格システム
→Ⅰ類で出願・受験した結果、Ⅱ類合格ラインに達していればⅡ類でも合格となる

・再チャレンジ受験システム
→Ⅰ類で合格した後に、ほかの日程でⅡ類を受験し、合格すればⅡ類入学をすることもできる

グローバル入試

グローバル入試は一般入試とは違って、応募人数は若干名となっています。2020年度は受験者37人に対して、合格者が16人で実質倍率が2.3倍となっています。

試験科目は英語・算数・作文の3科目となっており、算数は一般入試と同じ問題ですが、英語はグローバル入試専用の問題となります。作文は40分間の試験で、採点は段階評価で付けられます。点数ではなく全体的な総合評価のもとに何段階かで評価されます。

グローバル入試も一般入試同様にⅠ類またはⅡ類で受験し、3つのシステムを利用することができます。この後の帰国生入試との違いは、海外就学をした経験があるかないかだけです。

帰国生入試

帰国生入試も募集は若干名ですが、2020年度実績では271名が受験し、151名が合格、実質倍率は1.8倍となっています。

帰国生入試がほかの二つの入試と違うのは、出願資格が限られているということです。文字通り、帰国生として次の条件に当てはまらなければなりません。

・小学校在学時に1年以上の海外就学期間がある
・出願時点で、日本に帰国して3年以内

試験はA方式とB方式という二つの方式を選択します。A方式は国語型か作文型、B方式は一般入試同様に2科型か4科型から選択します。いずれの方式もそれらの試験に加えて面接が試験内容に含まれています。

面接は集団面接ではなく個人面接で、一人あたり10分程度のなかで行われます。どの試験でも面接は筆記試験がすべて終了した後に行われます。

帰国生入試は比較的基本となる内容ですべての試験が実施されます。いわゆる変わった問題や難しい問題が出されるのではなく、国語では漢字や重要語句といった基本知識、算数では正確に計算ができるかなどが問われます。

 

都市大学付属中学校の進学実績や進路、評判まとめ

栄東中学校の評判、口コミここでは、中学受験生の保護者どうしの口コミサイト「インターエデュ」や「yahoo!知恵袋」、その他在校生や卒業生の東大寺学園中学校に対する評価や評判についてまとめています。

都市大学付属中学校の入学後の評判

勉強や部活、学校の雰囲気

部活100・勉強100という校内スローガンがあるように、部活も勉強も両方を大切にしようという気風があります。そのため、いわゆる進学校特有の勉強ばかりする雰囲気ではなく、活気にあふれ、生徒や先生たちの距離も近い明るい校風を持っています。

夏休みや冬休みなどの長期休暇には学校での短期講習もあり、高校2年で履修を終えることで大学受験に向けての対策に特化していきます。教師も丁寧でやる気に満ちており、厳しすぎず生徒の自主自立を尊重してくれると保護者の間でも評判です。

部活動は在校生の約9割が所属しています。都市大学付属中学の部活動は次のとおりです。

都市大学付属中学校の部活動一覧
・水泳部
・陸上競技部
・軟式野球部
・硬式野球部
・サッカー部
・ゴルフ部
・スキー部
・バスケットボール部
・卓球部
・柔道部
・剣道部
・少林寺拳法部
・バドミントン部
・硬式テニス部

・吹奏楽部
・天文部
・生物部
・美術部
・将棋部
・鉄道研究部

費用や経済的負担

都市大学付属中学校の募集要項によると、入学後初年度に次の費用がかかってきます。

入学金 250,000円
授業料(年間) 480,000円
施設維持費 250,000円
その他諸費 87,220円
合計 1,067,220円

都市大学付属中・高校の進学実績、進路

都市大学付属中学・高校の2020年度の大学合格者数は次のようになっています。

国公立 東京4名、京都2名、東京工業5名、一橋6名、大阪2名、北海道4名、東北3名、名古屋1名、その他1名
私立 慶応義塾41名、早稲田62名、上智18名、東京理科57名、明治114名、青山学院22名、立教32名、中央48名、法政48名、学習院7名、
医学薬学

国公立医学部1名、弘前大学1名、東邦大学1名、杏林大学1名、帝京大学1名

都市大学付属高校の東大合格者は2018年1名、2019年2名、そして2020年は4名と伸びています。ほかの京都大学や東京工業大学、一橋大学といった国公立難関大学も前年実績を上回る結果に、2021年度の入試では受験数が大きく伸びると予想されます。

一方で、医学部は国公立、私立ともに過去最低となっています。このあたりは、医学部含め理数系に強かった都市大学付属が文系を含め、それ以外の分野にも強くなってきた証拠かもしれません。

 

ということで、関東・首都圏の中学受験において男子校で一番人気の「都市大学付属中学校」についての評判や口コミ、進学実績などについてまとめました。

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